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ボイデヤ®錠を投与されている患者様(患者安全性カード持参)が救急来院時の対応詳細ページです。

患者安全性カード(PDF)

患者さんとそのご家族の方向けのサイトです

ボイデヤ®錠の注意が必要な副作用

補体阻害剤(ボイデヤ®錠、C5阻害剤:ユルトミリス®またはソリリス®)による治療を受けている方は、 髄膜炎菌などによる重篤な感染症にかかる可能性が高まります。髄膜炎菌感染症は、対応が遅れると命にかかわる可能性があるため、初期症状がみられたら早期に対応することが重要です。下記のような症状があらわれた場合には、すぐに担当医師に連絡してください。

髄膜炎菌感染症

初期症状

以下のような一般的な風邪やインフルエンザの症状と区別がつきにくい場合があるので注意が必要です。

初期症状

その他の症状

  • 錯乱 混乱して考えがまとまらない、物事を理解できない
  • うなじのこわばり 首の後ろが硬直しあごを傾けられない
  • 発疹、出血性皮疹 赤や紫色の斑点状の発疹
  • 光に対する過剰な感覚 光が異様にギラギラ輝いて見える、異常にまぶしく感じるなど
  • 手足の痛み

髄膜炎菌感染症への緊急対応

注意すべき症状のいずれかが認められた場合は、直ちに担当医師または緊急時受診可能医療機関に連絡してください。担当医師または緊急時受診可能医療機関と連絡が取れない場合、すぐに救急車を呼び、患者安全性カードを救急救命室のスタッフに提示してください。

患者安全性カード

  • ●患者安全性カードを常時携帯してください。
  • ●他の病気の治療に関わるすべての医師にこのカードを提示してください。
  • ●このカードに記載する「髄膜炎菌感染症が疑われる注意が必要な症状」(上記)のいずれかを認めた場合、ボイデヤ®錠を処方している担当医師にすぐに連絡してください。